「ランニング界のリーディングカンパニー」
たとえば1万人の定員に達し、参加者の30%がインバウンドとなる富士山マラソンは、RUNNETとRUNNET GLOBALでエントリーを行い、レース当日までの数カ月間はTATTAアプリを通じてトレーニングを提供し、参加者コミュニティを形成。レース当日の様子を雑誌「ランナーズ」で大々的に報じます。このようにアールビーズはイベント・デジタル・メディアを一気通貫で展開しながら「DOスポーツ」の機会や情報を提供し、その価値を最大化させられるのが強みです。日本全国の行政や企業とも様々な形で連携をしており、RUNNETの会員数は400万人、主要マラソン大会の計測とエントリーの国内シェアは80%以上です。
「走ること、マラソン大会の持つ力を実感」
私自身は中学、高校、大学と陸上部に所属し、「走ることにかかわる仕事がしたい」との一心で2007年4月に株式会社ランナーズ(2010年に株式会社アールビーズに社名変更)に新卒入社。ちょうど2カ月前に東京マラソンが初開催されたタイミングでした。
東京マラソン開催を皮切りに、国内では沢山の都市型マラソンが立ち上がりました。入社後しばらくは大阪、神戸、京都、名古屋、熊本、福岡など、新たなフルマラソン開催に向けての準備で社内は大忙し!当時、ランナーズ編集部に所属していた私は日本全国、時に世界の大会を取材する過程で「走ることを通じて人生を充実させることの素晴らしさ」や「地域に大きな活力をもたらすマラソン大会の持つ力」を実感しました。(ちなみに日本のフルマラソン完走者数は2004年が7万8,776人であったのに対し、コロナウイルス感染症拡大前の2019年には37万5,907人まで増えました)。
「Mission Vision Value」
近年は医療費の削減はもちろんのこと、人々が心豊かな時間を過ごすウェルビーイングの実現、企業の健康経営促進やコミュニティのエンゲージメント向上など、様々な〝幸せ〟〝持続可能性〟を希求する上で、DOスポーツ(参加型スポーツ)への社会的期待が高まっています。
その中でアールビーズが大切にしているのが「心躍るスポーツの機会を提供する」ことです。ワクワクしたり、心の喜びが得られるスポーツを継続した結果として心身が健康になっている、という人をひとりでも増やしたいと考えています。
この考えに基づいて2022年に策定したVisionが「Do Sports For All」。全てのステークホルダーとともにスポーツをする喜びに満ち溢れた社会を作ろう、というメッセージを込めています。
Value「Challenge(創意工夫し 挑戦する)」「Integrity(誠実さと相互尊重)」「For Customer(全ての発想は顧客・ユーザー起点)」「Professional(技能と技術を磨き 最高品質を)」「Do Sports(自らスポーツを実践する)」はアールビーズの仕事そのものです。
行政の方々とともに公道を交通規制して大会を運営したり、企業の担当者と健康経営や健康を促進するための社内オンラインイベントを創ったり、取材を通してランナーの好奇心をくすぐるメディアコンテンツを展開したり、グループ企業とともに世界でも例を見ないウォーキング事業の計画をしていたり……社内の仲間やステークホルダーと力を合わせながらDOスポーツの世界を広げ活発にしていく――そんな挑戦を続けています。
「スポーツが持つ無限の力を信じて止まない」「知恵を振り絞り、たくさんの人が楽しくスポーツに取り組める場やサービスを作りたい」等、熱い気持ちを持った学生と働けることを楽しみにしています。